皆さんこんにちは!前回のADK(Aidos Kuneen)についての記事に引き続き、今回はDAG型仮想通貨Nano(NANO)についてのご紹介させて頂きます
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仮想通貨Nano(NANO)はもともとRaiBlocks(XRB)というコインがリブランディングして誕生した仮想通貨です。リブランディング(Re-branding)とはブランドの再編を意味します。Nanoというシンプルで親しみやすい名前に生まれ変わったんですね。

Nanoの最大の特徴はDAG型仮想通貨であり、送金手数料が無料、高速なスピードでの送金、スケーラブル(拡張性のある)システムを持っているという点です。

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このDAGという技術は、日本語に直すと有向非巡回グラフと言われており、時価総額ランキングでも上位に位置しているIOTA(アイオタ)、Byteball(バイトボール)などでも採用されており、注目が集まっている技術です。

このNanoのリブランディング前のRaiblocks(ライブロックス)はBinanceへの上場投票で第1位になっており、リブランディングされた後に、無事上場していることからも期待が伺えます。
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ビットコインが抱えているスケーラビリティ問題を解決することに加えて、DAGという次世代のブロックチェーンを使用していることが注目されている要因と言えるでしょう。

約200億円相当の盗難事件
しかし、2月8日にイタリアの取引所BitGrailで約200億円相当が盗難されました。これはNANO全体の13%に当たる金額で、これによって価格が下がってしまいました。

2018年1月には国内の取引所であるCoincheckでハッキングがあり、イタリアでも同様に盗難となると、やはり取引所だけに資産を置いておくのは険でしょう。そういう意味でも、ハードウェアウォレットで自己管理をするなどといったセキュリティ対策が求められる機運が高まりそうな事件と言えます。

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その後、盗難による下落があったものの、先日2月22日辺りから突如トレンド転換し上昇に転じています。これは仮に銀行強盗が日本円を盗んだとしても盗まれた銀行のセキュリティの問題であり、通貨である日本円の価値が揺るがないのと同様に、今回の事件は取引所BitGrailのセキュリティの問題であり仮想通貨Nanoの価値に問題があったわけではないことを市場が再認識したためであると考えます。

【今後の将来性について】
現在、盗難事件発生から50%以上も下落しており、割安であると認識されたことによるリバウンド上昇が始まったようです。勿論、今回のリバウンドによる急上昇は長く続くとは思いませんが、長期的視点から見れば今後も価値を緩やかに上昇させていく可能性のある技術力があり魅力的な通貨であると言えるでしょう。


【おすすめの取引所を紹介】
Nanoを購入できる取引所は複数ありますが、世界最大の取引所であり、出来高の9割以上が取引されているBinance(バイナンス)をおすすめします。
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BinanceでNanoを購入する場合は国内の取引所でBTC(ビットコイン)もしくはETH(イーサリアム)を購入し、Binance等のNanoを購入できる取引所へ送金する必要があります。国内の取引所は登録から実際に使用できるようになるまで2週間以上かかる場合もありますので、早めの登録をおすすめします。
国内の取引所は以下の通りです。

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